2022-01-01から1年間の記事一覧

トラブルなく遺贈をするには?押さえておくべきポイントを紹介

法令に従い適式に遺言書を作成できていれば、遺贈をするという目的自体は果たすことができます。しかし遺贈のやり方次第では、親族間あるいはその他関係者間で争いが生じる可能性があります。 そのため遺言者は事前にそのリスクを認識し、トラブルを避けるよ…

遺贈をするまでの流れ・手続の内容を解説

遺言書を書かなくても財産を引き継いでもらうことはできます。法定相続人が承継することになるからです。しかしこの場合、民法で相続人と認められた人物にしか財産が渡りません。 そこで、その他第三者にも財産を与えたいのでれば、「遺贈」を行う必要があり…

相続税の申告が必要になるケースとは?各種控除との関係がポイント

相続税の申告は誰もがしないといけないものではありません。相続により遺産を受け取ったとしても、相続税申告や納税をしなくて済むケースがあるのです。 どのようなケースに申告が必要になるのか、これは相続税に関する控除との関係がキーとなってきますので…

公正証書遺言を作成したときの効力とは?

自分で作成する遺言を「自筆証書遺言」と言います。 これに対して公証役場で公証人によって作成される「公正証書遺言」と呼ばれる遺言もあります。 自筆証書遺言と比べて、少し手間のかかる公正証書遺言ですが、これを作成することにも利点があります。具体…

家族信託と遺言は併用できる?両方ある場合はどちらが優先されるのか

信託契約は、委託者が自らの財産を信託財産として指定し、その管理運用を信頼できる誰かに託すことを言います。この仕組みを利用して相続対策をすることも可能です。 ただ、遺言書を作成したケースだと信託契約と矛盾してしまうこともあります。この場合どう…

信託財産にできる財産とできない財産について

信託契約を結ぶとき、信託財産の指定をしなければなりません。しかしあらゆる財産が信託財産として扱えるわけではありません。 そこでここでは「何を信託財産にできるのか」「何を信託財産にできないのか」について解説していきます。 信託財産とは 「信託財…

家族信託は遺言や遺贈などと比べてどのようなメリットがあるのか

あまり一般に馴染みがあるとは言えませんが、「家族信託」という制度があります。この制度を上手く利用すれば、遺言などではカバーしきれない状況にも対応できることがあります。 常に家族信託が優れているということではありませんが、そのメリットを知って…

家族信託はどんな目的で利用される?よくある事例を挙げて解説

家族信託は複雑な契約類型であり、様々な目的を果たすために活用することができます。この記事で家族信託がよく利用される例、主な用途などを解説します。 家族信託の主な目的 家族信託は成年後見制度を補完することができるとともに、相続や遺言に代わる制…

信託契約の仕組みを解説!他の契約と比べた特徴も紹介します

信託契約を理解する上では、具体例を用いて状況をイメージすることが大切です。以下で信託契約について少しでも掴めるよう、仕組みを解説するとともに他の類似する契約と比較した特徴も挙げていきます。 信託契約の仕組み 信託契約は、財産管理を依頼する「…

信託契約とは?契約の内容や信託行為の種類について紹介します

複雑な内容であるため一般にあまり知られていませんが、財産管理や相続対策などで有効な契約に「信託契約」というものがあります。 ここでは簡単に信託契約とは何か、ということに触れ、その種類についても挙げていきます。 信託契約とは そもそも「信託」と…

相続税の計算方法

前の記事では、相続税の課税対象になる財産とならない財産について見ていきました。 今回は、相続税の計算方法についてご紹介できればと考えています。 相続財産があっても必ず相続税がかかるわけではない 亡くなった人が保有していた財産を相続した場合、そ…

相続税の課税対象になる財産・ならない財産

亡くなった人の財産を相続すると、相続した人には相続税がかかります。 相続税の負担は非常に大きなものとなるため、生前からその対策を行う方も大勢います。 ただ、実際にどのような財産に相続税が課され、あるいはどのような財産には相続税が課されないの…